少し肌寒い日も増え、本格的な秋のシーズン。

そろそろ温かいスープも恋しくなる頃です。

身体の内側を温かくすることで、ホルモンバランスだけでなく毎日の健康状態にもプラスになることが多くあります。これからの冷え込むシーズンに備えて、「冷え」対策を食事から始めていきましょう。

ビタミンDが豊富な「舞茸」から出汁を取り、栄養価の高いスープに

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

今回使うのは秋の味覚「きのこ」の中でも、ビタミンDの豊富な「舞茸」です。

ビタミンDは体内のタンパク質を活性化してくれる栄養素。ビタミンDを摂取することで男性ホルモン「テストステロン」の生成を促すとも言われています。

また、舞茸は、煮込めば煮込むほど旨みと出汁が滲み出てくるため、とても便利な食材です。

今回はそんな舞茸の旨みをふんだんに使った、調味料出汁いらずのスープを作りましょう。

調味料だしは不要!舞茸の旨みだけで作る簡単スープ

ふわっと香る舞茸の香り。焼いても揚げても煮ても美味しく食べられ、コクのある味わいが楽しめます。

今回作るのは、シンプルな材料で簡単に作れる調味料出汁いらずのスープです。

鶏がらスープや、コンソメ、和風出汁などの化学調味料を使わない、ピュアな味わいを楽しみましょう。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

<材料(2人分)>

・まいたけ 150〜200g(お好みで多くても少なくても)

・塩 ひとつまみ

・ごま油 大さじ1

・水 500ml

・絹豆腐 半丁

・ナンプラー 大さじ1

・醤油 大さじ1

・酒 大さじ1

・卵 1個

・酢 適量

・片栗粉 小さじ1

・片栗粉用水 小さじ1

・パクチー 適量

・ラー油  適量

・白入りごま 適量(お好みで)

まずは中火で熱した鍋にごま油を馴染ませて、食べやすいサイズにちぎった舞茸を入れて炒めていきます。

塩をひとつまみ入れて、全体的に舞茸がしんなりするまで炒めます。

このとき舞茸はたっぷり入れても大丈夫。旨みが出て美味しく仕上がります。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

炒め終わったら、水を注ぎ入れ、一緒に豆腐も入れていきます。豆腐は手でちぎっても、スプーンですくってもOK。

包丁を使わずにざっくり食べやすい大きさに分けて入れていきます。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

豆腐を入れたら、蓋を閉めてひと煮立ちさせていきます。鍋がゴボゴボ煮たってきたら、調味料類を加えていきましょう。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

ナンプラー、醤油、酒を加えてしっかりと全体的に混ぜ合わせます。

調味料を入れたら、ボウルで卵を溶いていて次の準備をしましょう。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

酢は、鍋にひと回し。酸っぱいのが好きな人は1週半程度がおすすめです。

ひと回しだけでも十分酸っぱさを感じられます。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

火を弱火にしたら、溶いておいた卵を全体に回し入れます。この時30秒ほど待ってからお箸でほぐせばふわっと仕上がります。

最後に火を止めて、水溶き片栗粉を回し入れます。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

器にスープを注いだら、トッピングのラー油、パクチー白胡麻を乗せて完成です。

ラー油は、鍋に直接入れてもいいのですが、辛さの調節がしやすいように、器に入れてからかけるのがおすすめ。

舞茸は煮込むほど出汁が出て、コクが増します。そのため2日目でも美味しくいただけます。ただし、煮立つほどスープが茶色になり見た目が変化するので要注意です。

<作り方>

  1. 中火で熱した鍋にごま油をしいて、舞茸を炒めていく。舞茸に塩をひとつまみかけて、水分を出しながら炒めていく。全体的にしんなりしたら、鍋に水を注ぎ入れる
  2. 豆腐を1に入れて、蓋をしてひと煮立ちさせる
  3. 鍋が煮立ったら、ナンプラー、酒、醤油を入れて全体的に馴染ませる
  4. 酢をひと回し3に入れ、弱火にしてからボウルで溶いた溶き卵を全体的に回し入れる
  5. 火を止めて、水で溶いた片栗粉を回し入れて、とろっとしたら器に入れる
  6. トッピングのパクチー、ラー油、白胡麻を乗せて完成
Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

New Article
新着記事

Item Review
アイテムレビュー

新着アイテム

おすすめ特集