2年ほど前、年に一度の子宮頸がんの検診で、婦人科に行ったときのこと。
その婦人科は電車で2駅先にあるので、いつもは電車で行きますが、その日は珍しく体を動かしたい気分でした。
運動不足だし、自転車で行くのも運動不足解消になっていいかな!と思ってのこと。
地方の2駅分ってけっこうな距離。片道で30分以上を自転車で漕いだので、その日は往復で約1時間自転車に乗りました。
なまっている体で、急にそんなことしたのが良くなかったのか、翌日、明らかに左のひざに違和感が…!!
カクカク動く感じで痛みもあって、長時間歩くのはちょっと不安になる感じ。
48歳で「ひざが痛いってこういうことか!」と実感
私は初めてだったのですが、これってもしやよく耳にする「ひざが痛い」ってやつなのかな?と…。
「ひざが痛い」って自分より年上の人がよく言ってて、そのたびに「ひざが痛いってどういうこと?」ってずーっと不思議に思っていたんですが、このとき「あぁ!これがひざが痛いかぁ!」とわかったのでした。
年齢的には48歳ぐらいのことでしたが、急に運動したことでひざに負荷がかかってしまったんだろうなぁ。
不調の改善のために運動したくても、ひざが痛くてできないジレンマ
その後いろいろ調べてみたら、関節を支えている骨や軟骨や筋肉は女性ホルモンのエストロゲンに守られてるそう。更年期でエストロゲンが減少することで、関節の痛みが出やすくなることがあると知りました。
エストロゲンって、ほんとすべての不調に顔を出してくる!
そんなこんなで加齢に加え、運動不足などのもろもろの条件が重なりまくった結果のひざ痛デビューでした。
サポーターをつけると、少し痛みを感じなくなったのでなんとか日常生活は送れましたが、それでもやはりひざのことを考えると遠出をためらってしまいました…。
「今週行きたいイベントがあるけどどうしようかな…。長時間移動するのは不安だな…」といった具合で、せっかくの楽しみな予定も諦めてしまったり。
日頃の運動不足がたたって、ひざ痛になっている自覚もあったので、「やっぱりちゃんと定期的に体を動かさないと!」といざ運動しようと思っても、ひざが痛くて何もできない歯痒さ。
未来の自分の体のためにも、健康なうちからケアしておかないといけないんだなとしみじみ痛感しました…。
そんな左ひざの痛みですが安静にしていたのがよかったのか、1カ月ほどで痛みもなくなりいつも通りの生活に戻ることができました。
今となっては、ひざの痛みを感じた時点で病院に行くべきだったのかなと思いますが、当時は初めてのひざ痛でそこまで頭が回らず…。次に痛くなったら絶対に病院行こうと思っています。
以降、関節痛の予防を心がけるように
いくつになっても自分で行きたいところにパパッと行きたいから、今からできることをしておきたいなと思っています。
最近チェックした、漢方指導員の田中友也さんの関節痛に関する記事もすごく参考になりました。
田中友也さんの記事によると、東洋医学では「気(き)」や「血(けつ)」のつまりが「痛み」となって現れてくるそう。更年期以降はこのつまりが起こりやすくなる上に、関節部分は曲がっている部分なので余計につまりやすいのだとか。
さらに、関節痛は「体の内側からの冷え」や「体の外側からの湿気や冷え」が原因になるとのことで、私が自転車に乗ってひざが痛くなったのが確か11月か12月だったと思うので、冷えもあったのかな?
他にもネットでひざの痛みのことを調べてみると、自分に合った靴を履いたり、正しい姿勢で歩くことも大事なようで…。
そしてなにげにショックだったのは太ることもひざによくないっていうこと!
体の重みでひざに負担がかかるとかで、まぁそりゃそうだよな…。
なんだかんだと体の衰えを実感する日々ですが、ひざはもちろん関節まわりのケアも気にしていきたいです。