ランドリーボックスでは、9月10日から特集「セックスって必要ですか?」をスタートします。

2018年厚生労働省が発表した「全国家庭動向調査」では5000名のうち75%が夫婦間の性交渉がないと回答したほか、コンドームメーカージェクスが2020年に発表したセックスサーベイでは男性の41.1%、女性の49.5%が「1年以上セックスをしていないと」回答しているなど、セックスレス大国とも呼ばれている日本。

少子高齢化を憂い、セックスレスを解消するための〇〇の方法が紹介されるたびに、

「恋人同士ならセックスは必要だ」

「私たちセックスレスだ。自分のせいかな。ちゃんとしないとダメだよね」

「セックスレスの夫婦ってよくないんだよね。どうしよう」

そんなことが脳裏に浮かんでしまう人も多いのではないでしょうか。

でもそれって本当にそうなのでしょうか?

ふたりの気持ちを確かめ合う「セックス」、快楽を求める「セックス」、スポーツとしての「セックス」、生殖機能としての「セックス」、義務化した「セックス」。

セックスがふたりのコミュニケーションになる場合も、うまく心や体が歩み寄れずに苦痛を伴っていることだってある。

もちろん、セックスを求めない人や好きじゃない人もいる。セックスという行為がなくても幸せなかたちはいくらでもあります。

セックスの定義だって人によって違う。セックス=挿入かといえばそうでもない。価値観や環境によって様々なセックスのかたちがあります。

そして、セックスは「私だけ」でも「相手だけ」でもなく「二人」で成り立っています。

私たちが向き合うべきは「社会の当たり前」ではなく「私自身と目の前にいる相手」なのではないでしょうか。

今回の特集では、セックスの価値観についてのインタビューのほか、専門家へのインタビューや未来のセックスに関する考察なども発信していきます。

社会環境が著しく変化し、生殖技術やテクノロジーの進化もある中で、セックスのあり方や必要性も変わっていくのかもしれません。

ですが、どんなに社会が変われども、どうか世間の当たり前に押し潰されることなく、あなたにとって、そして、ふたりにとっての幸せのかたちを選択できるように。

あなたにとって、ふたりにとって #セックスって必要ですか ?

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