みなさん、プレジャーアイテムにどんな印象をお持ちですか?
昔は、これはちょっと部屋には置きたくないかもしれない…と感じてしまうものが多い印象がありましたが、最近では日本でも少しづつ手に取りやすいプレジャーアイテムが増えてきています。
そんな中、5月某日、フランスのトイブランド「Puissante」からアジアを統括するマネージャーのJeanneさんが来日。交流会があったのでランドリーボックスメンバーもお邪魔してきました。
Jeanneさん。かっこいい。
Puissanteの創設者は工学部出身のMarieさん。
Puissanteは、2019年にフランスのクラウドファンディングプラットフォーム「Ulule」での成功を経て設立されました。
その際に、クラウドファウンディングをしていた最初のアイテムが「Coco」。吸引と挿入ができるアイテムで、棒の部分を曲げられるため自分が心地いい角度で挿入させることが可能です。
ちなみに、このCocoは当時のフランスのクラウドファンディングで1番売り上げたらしいです。
機能ももちろんですが、やっぱり圧倒的にデザインが可愛い。やっぱりフランスって、こういうアイテムもおしゃれなんだなあ。
と思っていたら、実はフランス発の女性向けのプレジャートイブランドはそんなに多くないそう。
え!意外!
ということで、JeanneさんにPuissanteの立ち上げ経緯や活動について教えてもらいました。
工学部出身のMarieさんは、若い頃から、ブランド立ち上げの構想は持っていたけれど、周りの人からの奇妙に見られる目線も感じていたそう。
このタブーにも興味をもち、より良い人生のために、自分の体や互いの体を知り、触れ合うことの大切さや重要性を伝えるブランドを作ったそう。
実際に、Marieさんが「セクシャルウェルネスブランドをやる」と友人に話したときや、国営放送で起業家がピッチをする番組に出演してブランドを紹介したときには、会場から冷ややかな反応もあったといいます。
しかし、いざTV放送が流れた後には、Marieさんの想いに賛同した人たちから温かい声や応援が寄せられたそうです。
「自分の体を知るために、自分を知る時間をとることが大切です。そうじゃなきゃ、相手にも伝えられません」
そして、彼女たちは「Pleasure(喜び)」をウェルビーイング(健康)の中心に戻していくことをミッションとして掲げています。
だからこそ、自分自身を知るための探索ツールとしてもPuissanteを活用してもらいたいという思いがあるそう。
そんな彼女たちのブランドは、体の自己決定権を守る活動にも力を入れており、1製品が購入されるごとに、1ユーロを女性器切除に反対する団体「LES ORCHIDÉES ROUGES」に寄付をしています。
公式サイトには以下のメッセージが綴られています。
「私たちは、すべての女性が自分の体やセクシュアリティを自由にコントロールし、望む人生を選べるよう願っています。
女性器切除は世界中で2億人以上の女性に影響を与えており、ヨーロッパでは50万人以上、フランスだけでも12万5千人が被害に遭っています。
私たちはフランスとアフリカで、女性器切除、児童婚や強制結婚、女性や少女に対するあらゆる形態の暴力の根絶を訴えています。
私たちは、こうした犯罪の被害者である少女や女性の精神的、身体的回復、身体の回復、行動力の発達を支援しています。
また、女性の経済的エンパワーメントにも取り組んでいます。それは、すべての女性が自分の運命を自分で決定するための鍵だからです」(Puissante公式サイトより)
女性のセクシュアルウェルネスにおけるタブーを打ち破るべく活動しているPuissanteさん。今後の活動も楽しみです!
最後に、とにかく可愛いくてかっこいいPuissanteさんのクリエイティブ画像を紹介します。
「自分の人生を運転する準備はできてる?」
「楽しさと人生のハンドルは自分がしっかり握っておこうね」
「電話がかかってきちゃった。続きをはやくしたいのに」
「気持ちよさに身を委ねたいよね」
「バカンスを彩るのは、友人との最高な会話とプレジャーな時間」
「どんなときだって、ママだって、自分を心地よくさせていいんだよ」
「わたしたちは、ひとりじゃないよ!」
Instagramでは当日の様子を動画で紹介しているのでよかったら見てください:)