「産後、生理はラクになる」を信じていたのに

2017年に第一子を出産後、数カ月して再開した生理。「産後、生理はラクになる説」がささやかれているのを鵜呑みにしていたら……しんどい。これはしんどいぞ……。

なんなら、妊娠〜出産〜その後再開まで生理がなかったからこそ、数倍しんどく感じる……。独身時代は低用量ピルを飲んで少しラクになっていたけれど、「第二子どうするか問題」が解決するまではそれもできないつらさ。あー、これどうしよう。そんな悩みをずっと抱えておりました。

フリーランス編集者として働いている私。スケジュールは自分の意志で組めるものの、有給休暇も生理休暇もないので仕事は休めません。生理開始日の読みがハズれると、しんどくても外出しなければならないし、気分が落ち込むと、アウトプットも少し暗くなりがち。仕事に支障が出まくります。

生理痛はある程度は仕方がないとして、せめて少しでも快適に過ごしたい。気分が上がる、好きな服を着たい。夜、漏れを気にせず熟睡したい……。そんな中で盛り上がりを見せていたのが吸水ショーツ市場。

布ナプキンよりごわごわせず、つるんとした水着みたいな質感で、夜もしのげるアイテムが豊富です。やはり情報感度が高い人たちの間で人気なのか、話題になった頃には品切れ続出でなかなか買えませんでした。

ムーンパンツ、君に決めた!

(写真提供=アジュマ)

そんな中、たまたま在庫があって買えたのが、「ムーンパンツ(MOON PANTS)」。……というと消極的な選択に聞こえてしまうかもしれませんが、使ってみると、これがすごかった。

「とりあえず一番吸水してくれるやつを買おう」と選んだのが「ヘビー&ナイト」タイプ。なんとタンポン2~3本分を吸水してくれるという代物です。しかも、消臭効果がある素材が使われていて、生理中のむわ〜っとしたあの臭いもしません。

(写真提供=アジュマ)

あまりに薄い素材なので信用ならず、最初はタンポンを併用しながら恐る恐る使っていたのですが、もちろんへっちゃら。生理中でも、白いワンピースも気にせず着られるようになりました。

公式サイトには「シームレスで響かない」とありますが、これはちょっと疑問。水分が漏れないようにキツめのサイズ感になっているため、足の付け根の部分やウエストが食い込む食い込む。タイトなスカートやデニムは、避けた方がいいかも。

そんなわけで通常履いてるパンツより、1サイズ大きいものを選ぶのがおすすめです。私はいつもUNIQLOのSサイズですが、ムーンパンツのSはめっちゃ食い込んじゃいました。

お尻がレースになっているタイプもおすすめ

(写真提供=アジュマ)

気に入ったので、「デイタイム ブラックレース」対応も購入。こちらはバックがレースになっていて、デザイン性もばっちり。「うーん、そろそろ生理がきそうだな」という予定日前後は、こちらを愛用しています。

吸水量はナプキン2~3枚分(10~15ml)と、やや頼りないですが、タンポンと併用すれば安心です。

公式アナウンスは乾燥機不可、だけど……

Photo by Andy Fitzsimon on Unsplash

ムーンパンツ、生理中も快適に過ごせて気に入ったので、「ヘビー&ナイト」を3枚、「デイタイム ブラックレース」2枚買い足しました。

洗濯は、お風呂場でざっと洗い流して、分厚い下着用洗濯ネットに入れて洗濯乾燥機へ。メーカーの公式アナウンスは「乾燥機不可」ですが、数カ月使っている今も、とくに支障は感じていません。今後ちょっと吸水に難が出てくるかもしれませんが、その頃にはゴムの部分も劣化してくると思うし、定期的に買い換えることを前提に考えてもいいかなーと。安くはない買い物だけれど、「乾燥機でラクしたい!」という人は、リスクとって割り切っちゃってもいいかも。

(ムーンパンツ公式のお手入れ方法はこちら。画像提供=アジュマ)

吸水ショーツ市場が拡大しつつあるので、ムーンパンツに限らず、いろんなメーカーのショーツを試してみてもいいかも。個人的には、デザイン性が高いNagiと、安価での販売が期待できるGUのアイテムを使うのが楽しみです。生理中を快適に過ごすための投資、おためしあれ。

GUの吸水ショーツはこちら

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