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突然ですが、「PMS」とは何かご存知ですか?ここ数年の間に少しずつ話題にあがるようになったトピックでもありますよね。

ということで今回は、フォロワーのみなさんにこんな質問を投げかけてみました。

「保健体育の授業で、PMSを習った?」

PMSとは

「PMS」(Premenstrual Syndrome)とは、「月経前症候群」のこと。月経前に起こる、さまざまな心身の不調を指します。

婦人科では、月経前〜月経時にかけて不快な症状が3カ月繰り返され、日常生活にも支障をきたすほどの症状がある場合、PMSと診断されます。

PMSが起こる要因として女性ホルモン、中でも黄体ホルモンの変動が挙げられます。生理前の時期は特に女性ホルモンの変動が大きくなるため、PMSの症状があらわれやすくなるのです。

また、生理前に強い絶望感や不安を感じる場合は、PMDD(月経前不快気分障害) かもしれません。一般的にPMDDは精神的な症状のみを伴うことが多く、PMSよりも精神的な症状が重い状態です。

<参考記事>

生理前の不調はなぜ起こる?「PMS」の基礎知識

PMSとPMDDの違いとは?生理前に強い絶望感や不安を感じるのはPMDDのせいかも(医師監修)

PMSを授業で習った?

PMSを知ったのは最近という方も多いはず。そもそも、授業で習った人はどれくらいいるのでしょうか?

ランドリーボックスのXアカウントで、「保健体育の授業でPMS(月経前症候群)のこと習った?」と質問した結果、224人の方が回答してくださいました。

なんと85.3%もの人が「習っていない」と選択する結果に。

「習った」と回答した人は、わずか3.6%でした。

PMSを知ったタイミングは?

では、保健体育では教えてもらえなかった人がほとんどだという「PMS」を、みなさんはいつ知ったのでしょうか?

この質問は、ランドリーボックスのInstagramで投げかけてみました。

「PMSの存在は知っていたが、自分も当てはまるかもと気付いたのは最近」ということですね。

生理による不調は「当たり前」ではなく「月経困難症」と呼ばれています。このことが少しずつ浸透してきたことで、自身の症状について考えてみるきっかけになるのかもしれません。

生理の症状は突然重くなったり、不調の感じ方が変わったりと、かなり流動的です。

今まで経験したことのない症状が出たときは、どうしたら良いのかわからなくて戸惑ってしまいますよね…。

近くに相談できる方がいない、症状が重くて辛いという方は、我慢せず婦人科を受診することをおすすめします。

13年前となると、スマホが普及し始めた頃ですね。情報へのアクセスが簡単ではなかったからこそ、学校で教えておいてほしかったです(泣)

産前・産後の女性の身体には、数えきれないほど沢山の変化が起こります。そういった話題もオープンに話し合える方が近くにいることで、知るきっかけになったのはとても素敵なことですね!

今回いただいた回答の中で、PMSの認知が最も早かったのはこちらの方でした。初潮年齢の平均が大体12〜13歳ごろと言われているので、早いにこしたことはないですよね。やっぱり学校でちゃんと教えてほしいです。

現在PMSの治療薬として使われているのは、超低用量ピル・ピルが多いようですね。PMSの症状が辛い方は我慢せず、婦人科を受診してみてください。

<参考記事:低用量ピルを飲み始めるまでの体験談>

コントロールできないほどのイライラや焦り。これってPMDD?10年以上悩まされた症状に気づき、婦人科を受診するまで

UnsplashThought Catalogが撮影した写真 

「PMSのことをもっと早く知っていれば、適切な対処が早いうちからできた。もっと早く知りたかった」と思う方は少なくありません。

しかし、「PMSを学ぶ機会がなかった」とほとんどの方が回答しているのが現実です。

生理で悩む人や学生が少しでも減るよう、学校での教育が進むことを願うばかりです。

みなさんが経験した「PMSの苦い思い出」のエピソードはこちらから。

ランドリーボックスでは、定期的なアンケートを実施しています。

現在は、「カラダの相性」をテーマにアンケートを実施中。みなさんのご意見をお聞かせください。

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