写真=ユニ・チャーム株式会社 プレスリリース

ユニ・チャーム株式会社が、ウイルス飛沫の感染対策をしながら、口元や顔の表情が視認できる「unicharm 顔がみえマスク」の販売を開始した。価格は1480円(税込)。

ユニ・チャーム ダイレクトショップで注文を受け付けており、5月28日から順次発送としている。

「顔がみえマスク」の特長や機能

写真=ユニ・チャーム株式会社 プレスリリース

ユニ・チャームによると、「顔がみえマスク」は、口元や表情を読み取ることによってコミュニケーションをすることが多い、聴覚障がい者や言語障がい者に配慮したものと説明している。

同じく顔の表情や口元を視認できる一般的なマウスシールドは、シールドの上下に隙間があるため、飛沫が外に飛散しやすかった。

しかし「顔がみえマスク」は、全方位フィット構造により、顔とマスクの間の隙間が少なく外に飛沫が漏れにくい設計が施されているという。

また、同商品の機能は以下の7つ。

写真=ユニ・チャーム株式会社 プレスリリース

①顔がはっきり見える、くもり止め加工の透明フィルム

くもり止め加工をした幅広い透明フィルム部分によって、顔の80%(※)の視認が可能。 

※目の真ん中から下の顔を100とした場合

②顔とマスクの間の隙間が少ない全方位フィット構造

写真=ユニ・チャーム株式会社 プレスリリース

隙間ができやすい鼻や顎を、布部分がしっかりカバー。

③抗菌生地の使用

マスクの生地には、抗菌作用のある生地を採用。

④耳かけ部分は柔らかく

マスクの耳かけ部分は、耳に負担がかかりにくい設計。

⑤口元に貼り付かない立体構造

透明フィルム部分を立体構造にしたことで、口元に空間を作り、貼り付かない構造に。

⑥繰り返し洗って使用することが可能

マスクは、水で手洗いすることで手入れが可能(※)

※なおユニチャームによると、透明フィルム部分が破損する恐れがあるため、洗濯機では洗わないことを勧めている。また、くもり止め加工を維持するため、透明フィルム部分に洗剤やアルコールを使用して洗わないことも推奨。

『unicharm 顔がみえマスク』のお手入れ方法は、こちら

 ⑦日本製

マスクメーカーとしての社会的責任

同社は公式HPにて、「unicharm 顔がみえマスク」に込めた思いを次のように綴っている。

マスク着用が常態化した現在では、顔を見ながらのコミュニケーションをとることが難しくなりました。

中でも聴覚障がいがある人の中には、相手の口元の動きから話を理解する人もいらっしゃり、マスクをしている相手とはコミュニケーションがとり辛い、という問題があります。

そこでユニ・チャームは、マスクメーカーとしての社会的責任から、ソーシャルインクルージョンを推進し、全ての人が自立し、互いに助け合うことで、自分らしく暮らし続けられる共生社会の実現を目指し「unicharm 顔がみえマスク」を開発しました。

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