【お悩み】

48歳です。

肩こりや背中の痛みがつらいときがありますが、慢性的ではなく、痛みがひくときもあるので、病院に行くのが億劫になり、つい放置してしまいます。

痛みが出ないように、普段からできることはありますか?

血の滞りで、背中や肩の痛みが引き起こされる 

ご相談者のように肩こりや背中の痛みが急性のものであれば何も対処しなかったり、湿布を貼ったりして終わる人もかなり多いです。

中医学では肩こりや背中の痛みの大きな原因を「瘀血(おけつ)」という血の滞りにより引き起こされると考えます。

「不通則痛(通じざれば則ち痛む)」と言って、瘀血が肩周辺の経絡(気血の通り道)の巡りを妨げ、スムーズに通れないことで痛みが起こります。

不通則痛は中医学における痛みに対する基本的な考え方であり、治療としては、瘀血の原因となっている根本的な体質を見極め、経絡の通りを改善して“通則不痛(通じれば則ち痛まず)”とすることが原則です。

更年期になると、自然界の邪気が入り込みやすくなる 

ご相談者のように急性の肩こりや背中の痛みの大きな原因の1つは自然界の邪気「寒邪(かんじゃ)」や「風邪(ふうじゃ)」が肩に入り込むことで起きる場合です。

冬の寒さや夏場の薄着などが原因となって体に寒邪や風邪が入り、気血の流れを悪化させることで痛みが起こります。

傾向としては、患部を触ると冷たく感じ、温めると一時的に和らぎます。

また、かぜの初期症状として肩のこりや痛みを感じることもあります。

特に疲れが溜まっている人や50歳前後で更年期の人は体内の「気」(エネルギー)や「血」が不足しがちになり、邪気が入り込みやすくなります。

このタイプの人がまず大切なのは、邪気を寄せ付けない健康な身体をつくること。

もし寒邪や風邪が入り込んでしまったら、長期化しないよう早めに治すことが肝心です。

*風邪の症状が続く場合は、医療機関の受診をおすすめします。

邪気を寄せ付けない、養生は?

写真=本人提供

まず食事としてはネギ、生姜、ニラ、ニンニク、三つ葉、紫蘇、卵酒、葛湯などで寒邪や風邪を追い出しましょう。

ネギたっぷりのお味噌汁やお粥に生姜や三つ葉、卵などたっぷり入れて熱々の汁物をフーフーと冷ましながら食べたり、熱々の葛湯を飲んだりして、軽く汗をかくのもおすすめめです(火傷には注意)。

生活の養生として、下記を取り入れましょう。

・無理せず、しっかり休息をとる

・肩周りを動かしたり、背中を伸ばして動かす

・適度に汗をかく

・40℃前後のお風呂に15分程度肩までしっかりつかる

・普段からマフラーやストール、カーディガンなどで首や背中周りを冷やさないようにする

おすすめのツボ押し&ストレッチ

肩や背中の痛みには、ツボ押しや背中のストレッチも有効です。

1.「肩井(けんせい)」のツボ

画像=本人提供

肩井はちょうど肩に手を置いたときに触れる場所にある、肩こりにおすすめのツボ。

だいたいの位置で構わないので、肩井に指を置いて、気持ちいい強さでグーっと下に押しましょう。

右を押すときは首を少し左に、左を押すときは首を右に傾けると、より伸びて気持ちいいですよ。

もちろんカイロなどで温めても良いです。

2.大椎や風門のツボ


画像=本人提供

ここは寒邪や風邪を追い出すのにぴったりなツボです。

カイロを貼ったり、少し熱めのシャワーやドライヤーで温めるとふわーっとほぐれてスッキリ気持ち良くなります。

冷房や外気で冷えてしまったときにすぐにやってあげるとより良いですよ。

3.背中を伸ばすストレッチ


画像=本人提供

背中には多くのツボがあり、ヨガでいう「猫伸びのポーズ」がおすすめです。

少しでも時間ができて、伸ばすスペースがあればイラストのように気持ちいい強さで深呼吸しながら背中を伸ばしてあげましょう。

場所がなければ上に伸びをして、左右に少し倒してあげるだけでも少しスッキリしますよ。

急性の肩こりは冷やしてしまったことが原因で起きる場合も多いです。

すぐに温めてあげることも大事ですが、普段から冷やさないように工夫をしたり、外から寒邪や風邪の影響を受けないようにしっかり睡眠をとる、美味しくご飯を食べる、疲れやストレスを溜め過ぎない、身体を動かすなどの心がけは、とても大切です。

日々コツコツ続けて、肩こりや背中の痛み知らずな日々を過ごしたいですね。

背中には多くのツボがあり、ヨガでいう「猫伸びのポーズ」がおすすめです。

少しでも時間ができて、伸ばすスペースがあればイラストのように気持ちいい強さで深呼吸しながら背中を伸ばしてあげましょう。

場所がなければ上に伸びをして、左右に少し倒してあげるだけでも少しスッキリしますよ。

急性の肩こりは冷やしてしまったことが原因で起きる場合も多いです。

すぐに温めてあげることも大事ですが、普段から冷やさないように工夫をしたり、外から寒邪や風邪の影響を受けないようにしっかり睡眠をとる、美味しくご飯を食べる、疲れやストレスを溜め過ぎない、身体を動かすなどの心がけは、とても大切です。

日々コツコツ続けて、肩こりや背中の痛み知らずな日々を過ごしたいですね。

背中には多くのツボがあり、ヨガでいう「猫伸びのポーズ」がおすすめです。

少しでも時間ができて、伸ばすスペースがあればイラストのように気持ちいい強さで深呼吸しながら背中を伸ばしてあげましょう。

場所がなければ上に伸びをして、左右に少し倒してあげるだけでも少しスッキリしますよ。

急性の肩こりは冷やしてしまったことが原因で起きる場合も多いです。

すぐに温めてあげることも大事ですが、普段から冷やさないように工夫をしたり、外から寒邪や風邪の影響を受けないようにしっかり睡眠をとる、美味しくご飯を食べる、疲れやストレスを溜め過ぎない、身体を動かすなどの心がけは、とても大切です。

日々コツコツ続けて、肩こりや背中の痛み知らずな日々を過ごしたいですね。

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