ランドリーボックスでは、特集 「#これからのパートナーシップ どう伝える?どう寄り添う?」をお届けしています。性に関する悩みや、からだの不調、生き方、距離感……。さまざまな価値観に触れ、パートナーとのコミュニケーションのヒントになるようなコラムをご紹介しようと始めた企画です。

実は、本特集に先立って、公式Twitterでアンケートを実施しました。生理のときパートナーに「言われて嬉しかった言葉」「してもらって嬉しかったこと」などをみなさんからお寄せいただいたのです。

生理を経験しない男性からも、「パートナーが生理でつらそうなとき、どう声をかけたらいいのかわからない」「何かしてあげたいけど、何をしたらいいの?」という声を聞くことがありました。少しでも理解が深まることを願って、「パートナーに言われて嬉しかった言葉」13選をご紹介します。

「休んでいて」「ゆっくりしよう」

・「休んでていいよ」「寝てなよ」(40代)

・生理が来たと伝えると必ず「無理しないでね」「温かくしてね」と言ってくれます(20代、パートナーは30代)

・「今日のデートはゆっくりしよう。一緒に寝よう。もうここ(待ち合わせ場所)に来てくれただけで奇跡だから」(20代)

・彼と出掛ける日と生理2日目が重なったとき「生理でしんどいのは分かってるし無理させたくないから、出掛ける日を延期しよう」と提案してくれたこと。(20代)

・「今日はもう寝てな。ご飯は弁当買って来るし、子どもは任せて!」(30代、パートナーは40代)

・「お腹痛い?大丈夫?家事全部僕がやるね」(30代)

体調を心配してくれる言葉とセットで、「休んでいて」と言ってもらえるのは本当に嬉しいですよね。こういう気遣いをしてもらえると生理のストレスがかなり軽減できます。やらなければならないこと(家事や育児)を「任せて」と言ってくれるなんて、最高すぎるパートナー。幸せな気持ちになる投稿をありがとうございます。

「教えてほしい」

・「なにかしてほしいことある?」(20代)

・「生理のことあんまり知らないから教えて」(20代、パートナーは10代)

・「生理のとき、体はどういう具合になるの?疲れやすくなるの?自分にはどうしても一生わからないから教えて」と言ってくれたこと。知ろうとしてくれるだけで嬉しい。(20代)

相手に寄り添うための第一歩は知ることです。「わからないから知りたい」という素直な気持ちが伝わってきてグッときますね。わからないこと、経験しないことを「ないもの」にせず、何かアクションしようという志が感じらます。とくに、10〜20代の若い世代から多く聞かれた声でした。未来は明るい。

「生理なら仕方がない」

・「イライラしているから生理前なのかな、それなら仕方ないなぁと思ってた」と言われたとき。生理前=イライラすることは仕方ない、と思ってくれていることは生理の大変さを想像してくれているのかなと思って嬉しかったです。遠慮なくイライラしようと思いました(笑)。(30代)

・情緒不安定ですぐ泣きそうになっている私の様子に気づいて「おいで?ぎゅってしてあげる」と言ってくれたこと。(20代)

・何もできない様子に「いいんだよ」という承認の言葉(30代)

PMSを経験しなければ、イライラや落ち込みなど、気持ちの不安定さを理解するのはなかなか難しいと思います。伝えるために言語化するのも本当に難しい。生理前や生理中のどうしようもないもどかしさを理解してくれるパートナーは、とても心強い存在であることがわかります。しかも、ちゃんと言葉にしてくれるなんて……!幸せですね。

アンケートにご協力いただいたみなさん、たくさんのご意見ありがとうございました。

「嬉しい言葉をかけてもらったことがない」の声も

実は、今回「嬉しかった言葉をかけてもらったことが一度もない」という声も同じくらいたくさん寄せられています。その実情もぜひ知っていただきたいので、ここに記しておきます。

生理を経験したことがなければ、どう声をかけていいかわからないという人も多いのではないでしょうか。どんな言葉が嬉しいかは人にもよるのですが、まずは相手を知るための「対話」のきっかけになれば幸いです。そして、生理を経験したことがないにもかかわらずこの記事をここまで読んでくれたあなたは、すでに相手に思いやりの気持ちがある人だと思います。

 * 

次回は「生理でつらいとき、パートナーがしてくれて嬉しかったこと」をお届けします。より現実的な体験談が集まっています。お楽しみに。

ランドリーボックスでは、特集「これからのパートナーシップ〜どう伝える?どう寄り添う?〜」をはじめました。
生理、PMS、不妊治療…。
女性のからだや心にまとわりついてくる体調不良の数々。
パートナーが理解して寄り添ってくれれば…と、ついつい思ってしまいます。
こんなとき、みなさんはどうパートナーに伝えているのでしょうか。
また、パートナーはどんな気持ちで寄り添っているのでしょうか。
ランドリーボックスは、様々な人たちの声を聞きました。
お互いに理解し、寄り添う二人の選択肢のひとつになれば幸いです。

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