走るの大好き、山が大好き、ライターのエマです。緊急事態宣言が全面解除され、これからステイホーム期間も徐々に日常へ戻っていくのかもしれませんね。

「いままでずっと運動不足だったけど、せっかくだから身体でも動かしてみようかな」

自粛期間中ショッピングにも旅行にも出かけられず、フラストレーションを運動に向けた人も多いのではないでしょうか。それとも運動しようかなと思いつつも、結局やらずまま終わりそう……?

スポーツジムやヨガスタジオ、パーソナルトレーニングさえ休業になったけれど、その代わり多くのアスリートがオンラインを通じて発信するという新しい動きが生まれました。わたしたちが憧れる美しい芸能人達の隠れた美の秘訣も、本来ならお金を払うようなコンテンツまで簡単に得られるようになったのです!

この記事では、私がInstagramで見つけた“気軽に試すことができそうなエクササイズ”を発信しているお気に入りアカウントを紹介します。

あの人もやっているホームエクササイズ

ちなみに、世間では「ワークアウト」という言葉がトレンド?なのか、なんだか「エクササイズ」だと今やダサい?のでしょうか(笑)。

海外でいうところのワークアウトと言えば、ジムで行うハードなものをイメージするんだけど、最近では健康維持のエクササイズや手軽なトレーニングや筋トレもワークアウトと呼ぶようになった印象です。でも「エクササイズ」のほうが、なんだか「わたしもにできる」気軽な感じがしませんか?そんなわけで、あえて「ホームエクササイズ」と呼ぼうと思います! 

トレーナーによる動画を紹介する前に、ステイホーム習慣の影響で「普段やっているエクササイズ」を芸能人やモデルも次々にSNSにUPしています。美は1日にしてならず、なんて言いますが、やっぱりみんなコツコツ努力してスタイルをキープしているんですね。

@ai_tominaga_official

トップモデル、冨永愛さんのトレーニングはかなりハードでストイック!美しいモデルウォークの体幹は日々の努力によって生み出されていたんですね……さすが!

@ kyoko.hasegawa.722

女優・モデルとして活躍する長谷川京子さんは、キックボクシングを有酸素運動に取り入れるなど、日頃からアクティブに身体を鍛えている様子。ステイホーム期間中は朝には瞑想とストレッチ、ヨガや筋トレに励む様子が投稿されていました。トレーニングをしていても、茶目っけがあって可愛い!

シンプルでわかりやすい動画が特徴のおすすめアカウント

トレーナー、インストラクターと言えばフィットネスジムやヨガスタジオなどで働いていたわけですが、最近ではSNSで人気が出て、自身でレンタルスタジオやジムを借りて活動したり、オンラインクラスで指導をしたりする人も増えてきました。フィットネスの世界でも“人気インスタグラマー”がたくさんいますが、そんななかでも日本のアカウントのおすすめを2つ紹介します。

@anna97114

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【#腰肉撃退シリーズ】 前回に続き新しい腰肉撃退トレーニングをご紹介♪今月は個人的に座りっぱなしでプニッとついてしまった腰肉を強化してやっております🥺良ければご一緒にご参加下さい🤸🔥 . . パターン1🔽 ①骨盤幅より少し膝を開いてつま先を立てて膝で立ち、頭に手を添える。 ②腹圧を入れて腰が反らないように息を吐きながらお腹をひねりかかとをタッチ。 ③吸って戻り息を吐きながら反対側もタッチ。繰り返します。 ④更に頑張れる人は遠い方のかかとをタッチ。 ⑤背面を縮めるように反動をつけないように左右10回×2セット🔥 . . パターン2🔽 ①肩の真下に肘をついて肩から腰つま先迄を一直線にします。 ②下側の膝を曲げて骨盤と胸を床に対して垂直に保ちます。 ③上側の腕と足を上げて伸ばしわき腹全体を引き伸ばします。 ④息を吐きながら肘と膝を合わせて、息を吸って伸ばすを繰り返します。 ⑤更に頑張れる人は骨盤を持ち上げ、同じ様に肘と膝を合わせて伸ばすを繰り返します。 ⑥わき腹と腰周りのぜい肉を潰すイメージで左右10回×2セット🔥 . . パターン3🔽 ①うつ伏せになり、腹圧を入れて息を吐きながら脚と腕を対向線上に伸ばして持ち上げます。 ②吸って戻し反対側も持ち上げ、背面全体を縮めるように繰り返します。 ③腰が反らないように腹圧を入れてお腹が浮かないように注意しながら左右交互に10回×2セット🔥 . . パターン4🔽 ①うつ伏せから、1度両肘を後ろに引き寄せ胸を高く持ち上げます。(この時に腰が反らないように胸を高く上げる感覚を覚えてください) ②腕を下ろし、もう1度肩甲骨を寄せて胸を高く持ち上げたまま両足を背面の筋肉で持ち上げます。 ③腰を反るのではなく、背面の筋肉で引き寄せる感覚がわかったらそのまま腕を伸ばしてキープ! ④両手を両足上げたまま呼吸を続け10秒キープします。 . . パターン5🔽 ①肩の真下に手をつき腹圧を入れてプランクポーズ ②息を吐きながら股関節を開き片膝を横に向けて引き寄せます。 ③吸って戻し吐いて反対側も引き寄せます。 ④呼吸に合わせて左右交互に膝を上げます ⑤首や肩に力が入らないように首を長く腹圧を入れながら左右10回(20カウント)×2セット🔥 . . 是非こちらのトレーニングも自分の体力体調に合わせて回数を調整しながら取り入れてみて下さい🙂出来るものからコツコツと。 頑張る気持ちを応援してます💓 #腰肉#腰肉撃退#浮き輪肉#コロナ太り#自粛太り#食べ過ぎ#飲み過ぎ#脂肪燃焼#自宅トレーニング#宅トレ#宅トレ女子 #筋トレ女子 #腹筋女子 #腹筋トレーニング #産後#産後ママ #産後エクササイズ #ダイエット女子 #ダイエット部 #ダイエットママ #産後ダイエット#diet#exercise#fitness#おうちトレーニング#おうち時間

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annaさんのエクササイズは、わかりやすい動画とわかりやすい説明・キャプション、1回の投稿に複数パターンのエクササイズが投稿されているのが特徴。筋トレというと女性はちょっと敬遠しがちかもしれないけれど、「マンションOK 飛ばない脂肪燃焼トレ」「親子で1分間プランクチャレンジ」など身近で、下っ腹・腰肉・くびれ・二の腕など目的が明確!

エクササイズだけでなく「浮腫み・セルライトすっきりマッサージ」「猫背・肩こり解消」などリラックスできるものもUPされています。明るく笑顔が素敵な親近感のわくキャラクターながら、腹筋には綺麗なラインが入っていて、ぷりっと引き締まったお尻は理想のスタイル。お子さんとのトレーニングも微笑ましい。

@nahomitsujioka

naho mitsujiokaさんはヨガ講師。オンラインで教えているヨガクラスのPRの一環だとは思うのですが、「続きは〇〇で」といった出し惜しみなく、ヨガのポージングを投稿されています。いつかヨガをやってみたい、ちょっとだけやったことはあるけれど継続しているわけでなはいという人も多いはず。

nahoさんの動画は固定カメラで横から撮ったよくある構図ながら、おそらく自然光のなかで撮影されていて、ヨガのすがすがしさが伝わってくるのです。動画の雰囲気って大事!ご本人の美しさも相まって、思わず見惚れてしまうほど。

余計なキャプションや編集もなくシンプルなので何度も繰り返し見ながらトライできるところがお気に入り。簡単なものからちょっと難しいものまで。過去の投稿も遡りつつ、1日1ポーズやるだけでもなんだか気分がすっきりします。いままでスタジオにも「体験クラス」のシステムはあったけれど、Instagramなら体験の予約は不要。お気に入りの講師・トレーナーを見つけて、オンラインクラスに参加してみるのもいいですね。

もはやカリスマ級!海外ではフィットネス系インスタグラマーの人気は絶大

@karinaelle

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いきなり筋肉バッキバキでちょっと怯んでしまうかもしれないけれど、フィットネスモデルの人気インスタグラマーの例のひとつ。なんとフォロワー数は163.4万人。LA美女インスタグラマー、Karina Elle Lisenbee(カリーナ・エル・リセンビー)。アメリカのフロリダ出身のフィットネスモデル、フィットネストレーナー。ホームエクササイズの参考というよりはただ見ているだけの人も多いかもしれないですね。バカでかいウェイトや曲芸みたいなヨガポーズの投稿もありますが、案外運動に慣れていなくても出来そうなものもあるのです。

@mat.pilates

ピラティスのトレーナー、Kristine(クリスティン)のアカウントは、先に紹介したnaho mitsujiokaさんのように投稿の多くがシンプルなエクササイズ動画。投稿一覧を見て自分がやりたい動きを探す時にも見やすくて、この量のコンテンツがいつでも閲覧できるなんて!と思うほど。

クッションや椅子など、家にあるものでできるエクササイズもあれば、バランスボールやゴムチューブのようなお決まりのフィットネスグッズを使った動きも。いまこそ、家で眠っているバランスボールを使うとき!バランスボールを使ったエクササイズなら #ballworkout #balltraining タグで探してみるのも良し。

@ania_75

最後に紹介するのは、ちょっとレベルアップしたトレーニング。Ania(アニア)のエクササイズはヨガが中心。

負荷の高いトレーニング好きなら一度は辿り着く『タバタ』や『HIIT(High-IntensityInterval Training)』と呼ばれる、ワークアウトもあるけれど(ここはワークアウトと呼んでおこう)、まぁ普段運動しない人にはなかなかハード。

難易度が高く、ヨガのポーズもそれなりに慣れた人でないと難しいものが並んでいるけれど、バリエーションが多いので運動にハマってきた次のステップとしてはアリ。細すぎずマッチョすぎず、引き締まったカラダ。うらやましいなぁ。ここまでできれば私もこんな身体になれるかな?

数ヵ月前の自分がいまの自分を作る。マイペースに続けよう

Photo by Ema Nakajima

20代、仕事に忙殺されていたときにランニングに出会い、おおげさではなく人生が変わったと思っている私。酷い片頭痛や肩こりがすっかり改善し、いまでは10年前よりずっと健康です。この数ヵ月の生活で、運動しない人が運動に興味を持ったのだとしたら、きっかけは何にせよ自粛と共に終わりになんてしないで、ぜひこれを「始まり」にしてほしいです。

運動は継続してナンボ!食にせよ、運動にせよ、すぐには実感が得られないかもしれないけれど、あまり気合いを入れずにのんびり続けてみるのがおすすめ。数週間、いや、数ヵ月前の自分が今の自分を作っています。理想を追い求めてハードにやる必要なんてないから、これからの新しい生活を楽しむように、少しずつ取り入れてみませんか。

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