2021年3月、吸水ショーツ市場にGUが参入しました。1枚5000円ほどの相場である吸水ショーツが、なんと破格の1490円で発売となり衝撃を受けたのです。

GUから発売されるというニュースを聞いてから、いまかいまかと待ちわびて、販売開始された日、即オンラインで購入しました。生理が来て、やっと試せたGUの『トリプルガードショーツ』を、ほかの吸水ショーツと比較しながら徹底レビューします。

シンプルにかわいい見た目。カラーは5色展開

Photo by Ayako Tanigaito / LaundryBox

デザインの第一印象はシンプルに可愛い。ストライプ模様のレースがどことなくNYの吸水ショーツブランドの先駆者「Thinx」のHiphuggerタイプを連想させます。

私が購入したのはオンライン限定カラーのPINKとLIGHT BLUEの2色。LIGHT BLUEはGUの公式HPで見るよりも、もっと薄い色でした。今回購入したのはショーツのみですが、同色のナイトブラもあるので、低価格でセットアップできるのは嬉しいポイントかも。

Photo by Ayako Tanigaito / LaundryBox

驚いたのは、ほかの吸水ショーツブランドと違って、吸水面のクロッチ部分と外側面が離れていること。これは羽つきナプキンを織り込める仕様になっているためらしい。ショーツだけでは不安…という方には嬉しい構造ではないでしょうか。

ナプキンをつけて万が一漏れたとしても、吸水ショーツを履くことによって、服に汚れがついてしまうというリスクを軽減できます。また、離れていることにより吸水面が洗いやすくなる点も◯

生理が来そうなタイミングにいいかも

GUの吸水ショーツは液体を15-20mlを吸水するということで、これはThinxの「普通の日」用に該当する量。今まで使用したショーツの経験からいうと、生理が来そうな日や、少なくなってきた終盤あたりに履くのが良さそうだと判断しました。

いざ着用!いい感じ、でも違和感が…

今回は1枚目を量の少ない日に着用してみました。とくに締め付け感はないのでサイズはいつもの下着選びと同じで良さそう。ただ、ひとつ気になることが….。

Photo by Ayako Tanigaito / LaundryBox

GUの吸水ショーツは、お尻のクロッチ部分が分厚く、吸水面でない生地と差がすごくあると感じました。着用日はワンピースだったので、服の締め付けはないはずなのに、この切り替え部分が「なんかあたっている」感じがすごく気になります。

時間が経つと違和感も忘れるけれど、ほかの吸水ショーツを履いている時には感じなかったポイントなのでここは個人的にはマイナスポイント。アウターにも響きそうなのでタイトな服は避けた方が良さそう。

ランドリーボックス編集部のほかのメンバーからも、次のようなコメントが。

「めっちゃわかる!あたっている感じ、私も気になる」

「長時間座っているとお尻に跡がつきそうだよね(笑)」

この違和感を感じているのは、私ひとりではなさそうでした。

吸水力はまずまず

ほかの吸水ショーツと比べても、安いからといって吸水力が劣っているとは感じません。ただ多い量を吸水するタイプではないので、少ない日の着用がマストです。(はじめて使用する前に、1度洗濯しないと吸水しないので気をつけてください)。

また、ほかの吸水ショーツと同じように、ドロッとしたカタマリは吸水しません。少量であればトイレのタイミングにティッシュでぬぐうことも可能ですが、それに抵抗がある方は、ほかの生理用品との併用がおすすめです。

洗う手間が他のブランドより手間かかる?

公式HPによると、お手入れ方法は以下の通り(パッケージの裏にも記載があります)。

《お手入れ方法》

【①もみ洗い】水で中の汚れが出なくなるまで、手で押し出すようにやさしく洗ってください。

【②浸け置き】セスキ炭酸ソーダを薄めた水に2時間~3時間ほど浸してください。浸け置き後、軽くすすいでください。

【③洗濯機】洗濯ネットに入れて洗濯機(水温30度以下)で洗ってください。

【④乾燥】クロッチ部分が乾きにくいため、しっかり乾燥させてください。

気になったのは、この②の箇所。だいたいの吸水ショーツブランドの洗い方は、つけ置きしてもだいたい15-20分程度。2-3時間もつけるのは長く感じます。これまでは寝る前にさっと洗っていたので、寝る前に2-3時間つけおきしてからの洗濯は面倒だし、タイミングによっては忘れそう…そしてそれ以上のつけ置きは劣化をまねくらしい。

ずぼらなので、手順を無視してほかのブランドと同じようにつけ置きを短くし洗ってみましたが、今のところは問題はなさそうです。

公式には「洗濯後でも臭いが気になる場合は、汚れがしっかり落ちていないか、乾燥が不十分な可能性がございます」と書いてあったので、もし気になる場合は、洗濯機でもう1度洗おうかと思っています。劣化をまねいたとしても、長時間のつけ置きはめんどう….!

速乾力はいまいち

前回乾燥実験をした際に、Nagiの速乾力におどろいたので、寝る前にNagiとGUを洗って干しました。すると、8時間後にはNagiは乾いていましたがGUは少し湿っていました(※天候など干す条件下によって変わる可能性があります)。

編集部メンバーにも実験をお願いしたところ、ムーンパンツが乾いたタイミングではGUは乾いていなかったとのこと。やはり、速乾力の点ではほかのブランドより劣りそう。でも低価格であることが魅力なので、複数枚、洗い替えとして持っておくといいかも。

着用感は?

手洗いしていて気づいたことは、水を含んだ吸水面は水着みたいな質感。私は普段から吸水ショーツを使い慣れているため、気にならなかっただけかもしれないけれど、履いているとき徐々に吸水していくと、たしかにヒヤッとする感覚はあります。

この感覚が苦手な方もいると思うので、その場合は、やはり月経カップシンクロフィットなどのほかの生理用品を併用して水分の量をある程度減らす工夫をするといいかもしれません。

着用感に関して、他のメンバーからは「少ない日に履くと蒸れる」との感想も。個人的には現時点では気にならなかったので、生地と肌の相性もあると思います。

GUからはじめて、ちがうブランドもためしてほしい

「吸水ショーツって本当にいいのかな?」と思っている方は、まず生理が来そうな日にGUのトリプルガードショーツを履いてみることをおすすめします。そこから、量が少し増えた日にほかの生理用品と併用して着用。

「意外といける」と思った方には、ぜひほかの吸水ショーツブランドも試してみてほしいです。吸水量、素材やデザインなど選択肢が豊富なので、各ブランドのHPもぜひチェックしてみてください。

軽い日にこのトリプルガードショーツを試してみて、多い日には他ブランドの吸水量が多いタイプを選ぶなど、組み合わせるとより快適に過ごせるのではないかと思います。

私は、以前ピルによる1〜2カ月にわたる不正出血で毎日長時間ナプキンを使用し、かぶれとムレの不快感に悩まされていました。吸水ショーツにしてから、その悩みが軽減したことがなによりも嬉しかったのです。

高価で手を出しづらかったアイテムに低価格でアクセスできるようになったこと。それにより生理用品の選択肢が増えることは、多くの方が今まで「あたりまえ」だと思っていた生理の悩みが軽減されるきっかけになるのではと期待できます。

ほかのブランドも気になる!と思った方は、6ブランド8枚を比較したレビュー記事もぜひ参考にしてみてください。

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