フィンランド滞在時、月経カップに出会った岡ひとみさん。使ってみるとその快適さに驚いたといいます。今回は、そんな溢れる「月経カップ愛」をシェアしていただきました。
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ナプキン、タンポンに次ぐ「第3の生理用品」と呼ばれる「月経カップ」について、わたしが半年間使ってみて感じるものを語りたいと思います。「第4の生理用品」と呼ばれる「月経ショーツ」を使用してもなお、月経カップの優秀さを感じている私です。結構丁寧にレビューを書きました。誰かの参考になれば本当に嬉しい。
お時間がない方はメリット・デメリットまで飛んでもらって大丈夫です!!
月経カップ愛を伝えたい理由
月経カップは本当に快適で、半年前に初めて使用した際本当にびっくりしたのです。過去一で良い買い物。だけど、日本ではまだあんまり認知されていないように感じるし、身近に月経カップを使用してる人がいなかったし、正直なレビューもまだ少ないので、まとめておこう!と思いました。
最終的に選択するのは、あなたなのだけど、「他の選択肢を知るということ」、「自分で選ぶということ」の大切さを知ってほしいと切に願っています。
月経カップとは
医療用シリコンなどでできたカップ型の生理用品。タンポン同様に膣内に挿入し、経血を溜めることができるため、経血のにおいやナプキンによる蒸れなどの悩みから解放されます。正しく使用すれば繰り返し使えるので、生理用品のゴミを減らせるほか、長い目でみるとお財布にも優しいアイテムです。
こちらの動画は英語ですが、月経カップのイメージがとても湧きやすいと思うのでぜひ!(Menstrual cup:月経カップ)
手順
1. 生理期間が始まるタイミングで、沸騰したお湯にカップを入れて煮沸消毒。(私は100均で買った耐熱容器にいれて、電チンで煮沸してます!)
2. 生理が始まったら、月経カップを折り曲げて膣の中に挿入。
3. 中でカップを開く。カップが経血を受け止めてくれます。
4. 経血が溜まってきたらカップを取り出し、経血をトイレに流す。
5. カップを洗う。
6. 挿入する(生理期間中は2〜6の繰り返し)
7. 生理期間が終わったら、煮沸消毒し保管する。
月経カップを使用するまでの経緯
私は、中1くらいの時に生理がやってきました。多分13歳の時ですね。そこから20歳までナプキンを使い続けていました。生理用品といえば、ナプキンが主流で、タンポンの存在は知っているけど、わざわざ変えるほどのメリットはないかなぁ?と当時は思い、それ以外の選択肢も知らなかったので深く考えることはなく、気づけばナプキン使用歴7年でした。
2019年12月、私はフィンランドに滞在していたのですが、その時に、北欧ジャーナリスト鐙麻樹さんの、北欧における月経カップシェアに関する記事を読みました。月経カップの存在を知ったのはこの時が初めてでしたが、すぐさま月経カップに興味を持ちました。
その勢いで、Lunette というフィンランド発の月経カップメーカーのサイトを覗いてみると…
This is our period. Our mission is to change attitudes about periods: nobody should feel ashamed of them, nobody should miss a chance because of them.
などと、素晴らしいmissionが掲げてあったり、生理に対してすごくポジティブな言葉で溢れていていました。何なんでしょうか。ひとつひとつの言葉がストンと入ってきて、「そうだそうだ。なんで今まで生理にマイナスイメージしかなかったんだろう」と思いましたし、逆に沢山の可能性も感じました。凄くワクワクしたのを覚えています。
サイトを眺めていると、そこそこ田舎なのに、今、私がいるカフェの向かいにある薬局に、このLunetteの月経カップが販売されていることが判明したので、これは何かの運命かな?と思い(単純。笑)、そのまま帰りに月経カップを購入しに行きました。
(これがその時の写真です。左から順に、月経カップサイズ1.2と、おしぼりみたいなもの、消毒ジェルです)
店員さんに、「まだ出産を経験していなくて、月経カップを初めて使うのだったら、小さい方でいいんじゃない??」との助言をいただき、小さいサイズの月経カップを購入しました。「おしぼりみたいなモノとか、ジェルは別にあってもなくてもいいよ」と言われたのですが、2点買うと安くなるセールもしてたので、1番右のジェルも併せて購入してみました。
(余談ですが…フィンランドに住む方々は、本当に英語が流暢です。そこそこ田舎の、小さな薬局で働くおばあちゃんが、これを英語で教えてくれました!! すごいです、Kiitos!!!!)
月経カップを使った感想は「快適!」これに尽きる
快適!!生理期間めっちゃ楽!!マジでなんではよ出会わなかったんやろう。
もうこれに尽きます。!!別に回し者では全くないです、むしろお金欲しいくらいやけど(笑)。
本当に生理期間が快適になりすぎてビビりました。使い出してから半年間、ずっと愛用しています。
漏れないの??痛くないの??違和感ないの??
っていう疑問が飛んできそうですが、そこら辺は全て大丈夫です。たしかに、慣れるまで(最初の数日)は、漏れるし痛いし違和感もあります。(漏れると言っても下着からボトムスにまで染み込むとかのレベルではなく、ちょっとサラッとした経血が下着に付くくらいです)ていうか装着が難しいです(後述します)。ただ、慣れてしまえば本当に大丈夫です。デメリットをも凌駕するメリットが沢山あります!!(もちろん個人の身体によるので、合わなかった場合はごめんなさい!!)
それでは見ていきましょう!!!!!
使ってみて感じた月経カップのメリット
①生理中の不快感からの解放
経血が膣から流れ出るときに感じるドっとする感覚がない。
月経カップは、膣の中で血を受け止めてそこに血が溜まっていくので、身体の外に血が流れ出ません。そのため、血がドクドク流れるのを感じて漏れていないか心配になったり、立ち上がる時に血がドッとでるあの嫌な感覚を感じることがありません。
ナプキンが不要だから蒸れない、かぶれない。
生理2日目のナプキンなど、濡れている感じが特に最悪ですし、夏場は特に蒸れて不快になりますが、ナプキンも不要なので、そもそもこういった心配もいりません。肌がかぶれやすい人にもオススメです。
ナプキンを取り替えるときのビリビリ音がなくなる。
職場や学校のトイレでナプキンを取り換えるとき、あのビリビリ音ってかなり不快ですよね。あとは、ナプキンやタンポンにしろ、パッケージを開ける時の音とか、サニタリーボックスの音も。私はいつも、なるべく音が出ないようにナプキンを交換していました。
生理中の不快な臭いがしない。
生理中の不快な臭い。ナプキンを取り換えるときや、サニタリーボックスを開ける際に、生理独特の臭いを感じると思います。実は、それは経血自体の臭いではなく、経血が空気に触れて酸化して生じる臭いなのです。なので、本来の経血はほとんど臭いません。月経カップを使用すると、経血が外の空気に触れないため、あの不快な臭いから解放されます!!個人的にそれはかなり驚きでしたし、それが今まで私の中で、かなりストレスだったことにも初めて気がつきました。
何よりも、これらが、私が月経カップを激推しする最大の理由です!!環境に優しいとか、経済的だとか他にもいろいろあるんですけど、もう何よりもまず、生理中のいろんなストレスから解放されることが、私たちとって最も大事です!!!
私は、月経カップを使用する前まで、生理期間って辛いもの、どうしようもないもの。そのストレスは逃れられないもの。だと思っていたのですが、そういったストレスの多くは、生理用品を変えることで逃れることのできる辛さであることに気づき、初めて月経カップを使用した際は、本当に驚きましたし、ああもうあの苦痛を感じなくていいんや!って、すごく嬉しかったし、今も快適に過ごしているのです。
②環境にやさしい。
もちろん、製品や個人の扱いによりますが、一つの月経カップを5年以上は繰り返し使えるので、Sustainable です。環境にも優しいですね。ものによっては10年使えます。(お使いの製品をよく確認してみてくださいねー!)
女性の身体を持って生まれた場合、平均的な生涯月経回数は450回から500回といわれています。その全ての生理期間で、使い捨てナプキンやタンポンを使用したら、一体私たちはどれだけのゴミを排出するのでしょうか。
例)【生涯月経回数450回、一回の生理期間は約5日、1日に約5枚のナプキンやタンポンを使用する方】で計算してみましょう。すると…
450×5×5=11250
この人の場合、人生の中で、1万1250個ものの生理用品を使用するそうです。私たちがいくつのナプキンやタンポンを使用したか、厳密には数えられませんが、推定1万個と考えるとかなりの量ですよね。月経カップを使うと、一つの製品を5年以上使用できます。5年間で生まれるゴミは1つだけです。圧倒的にゴミ排出量が減るわけです。
③長期的にみてコスパが高い。
月経カップは3000円〜5000円代のものが多く、タンポンやナプキンに比べて値段が高いです。しかし、先ほども述べたように、1つの製品を5年以上繰り返し使用できることを考えると、長期的にみてコストパフォーマンスが高いことは明らかです。 5000円はすぐに元がとれます!経済的です。
④自分の身体の状態を可視化できる。
商品によって異なりますが、私が購入したLunetteの月経カップは、カップ内にメモリが付いていて経血量を確認でき、経血の色や質感も確認できます。その血は、ナプキンやタンポンに吸収される前の本来の血です。血の色や量が、生理期間の初日から終わりに向かって変化していく様子や、いつもの生理期間との違いに気づくことで、自分の身体の変化とより向き合うことができると思います。
⑤荷物の量が減る。
なにかとかさばる生理用品。生理用品をいれたポーチは、地味にカバンのスペースを取りますよね。「今日は小さいカバンに、スマホと財布とリップだけ入れて、遊びにいこ〜」みたいな日に生理がやって来たら、生理用品の方がかさばって、「いや、このカバンもはや生理用品入れやん」ってツッコミを入れたくなりますが、月経カップを使用すると生理用品を持ち運ぶ必要がないので、そういったストレスから解放されます!
⑥生理期間もプールやお風呂に入れる。
月経カップを正しく使用すると、本当に血が漏れません。プールや温泉にも入れます。ちなみに私は、生理3日目に月経カップを付けて、フィンランドでサウナに入りました。フィンランドのサウナでは皆さん基本的に真っ裸なので私もそうしましたが、その時も経血が漏れる心配もなくサウナを楽しむことができました!
また、タンポンでもプールとか入れるのかな?ともふと思ったのですが、タンポンは、ひっぱる部分の紐が身体の外に出ていて、それが水を吸ってしまいますし(私はあれがトイレの時に汚れるのも苦手なのです)、血以外のものも吸うのがタンポンなので、プールや温泉に入るのは衛生的ではないと思います。その分、月経カップは身体の中に隠れているし、そもそも医療用シリコンなので、余計なものを吸うこともないです!安心!
⑦生理用品を交換する手間が省ける。
もちろん製品によりますが、月経カップは最大12時間着用可能です(これはお使いの製品をマジで確認してくださいね!!)。経血量が多い方だと、頻繁に交換しないといけないかもしれないですが、それでも、ナプキンやタンポンに比べて長く装着できると思います。日によっては、朝出かけて、夕方に帰宅するまでそのまま装着することも可能かもしれません。そして、その間トイレで用を足す際に、血を見たり臭いを感じることもありません。
私は低用量ピルを飲んでいて、経血量もそんなに多くないので、12時間つけても溢れたことはないです。私はだいたい、朝起きてからと、午後、寝る直前の3回交換しています!ご参考までに!
⑧生理用品の捨て場所に困らない。
例えば、よくあるのは、男性の家にサニタリーボックスが置いてない時や、友達や親戚の家のサニタリーボックスが空の状態で、「ここに捨てるのは申し訳ないなぁ」など…。生理用品の捨て場に困るシチュエーションです。月経カップはゴミを排出しないので、そういった心配をする必要がありません!
デメリットもやはり少なからずある
①慣れるまで時間がかかる。痛い。
実は、初めて月経カップを使用した日は私!トイレの中で!!20 分ほど月経カップを挿入するのに格闘しました!!!!!(笑)。 ええ!正直痛かったです!!
めっちゃ痛いし、入らへんし、入ったと思えば中でシリコン開かれへんし、取り出すのも痛いし最悪やん。と、当時思いましたが、2日目、3日目…とだんだん慣れてきて、その生理期間が終わる頃には、痛みを伴わずに使用できるようになりました。その時はまだ、すこし違和感が残ってはいたかもしれない。今は、使い出して半年以上経つのですが、全く痛みも伴わず、スっと!出し入れできます!!!今は、身体の中に何かを入れてる感覚もほぼないです。気づいた時には快適になっていました。
コンタクトを使用されてる方は共感してくださると思うのですが、使用する前は、そもそもこんな物体を目に張り付けるのも怖いと思ってたし、初めて使った日は本当に痛くて、目も充血するし、すぐ取れるし…、時間もかかるし最悪やん〜って感じだったのが、何年も使ってると慣れてきて、付けてる感覚も無いし、寝ぼけてても秒で装着できる…、レンズの裏表間違えた時だけは違和感を感じるなぁ。そんな感覚だと思います。月経カップも同じで、全ては慣れです!コツを掴んでからはあっという間!
②身体の中に物を挿入することに抵抗がある人には、おススメできないかも。
月経カップを使用しないことを選ぶ理由にはこの理由が多いのかもしれません。いくら医療用シリコンとは言え、「身体の中にモノを入れて過ごしたくない」という方にゴリ推しするのは違うと私も思います。
例えば、自分が小学生や中学生の頃、もし月経カップの存在を知っていても、それを使っていたか??と言われれば、微妙です。ハードルが高かったかなぁ。シンプルに、膣の中にモノを突っ込むのが怖くて嫌だったと思います。
ここで、もし、タンポンや月経カップには興味があるのだけど、これを使用することで、処女性が失われるのでは?処女膜なるものが破けるのでは?ということを懸念して、使うことを避けている方がいるのなら、お伝えしたいのですが。
生理用品を挿入したとて、あなたの処女性は変わらないし、処女膜は破けないし、そもそも処女膜は、膣の入り口にある粘膜の“ひだ”なので、処女膜を貫通するとか、そういうものではないので安心してください。大丈夫です。あと、そもそも性行為を経験したことがあるか否か、それによってあなたの何かを、周りが判断するべきものでもないから、もし周りからの評価の変化を心配されてる方がおるのなら、なおさら!大丈夫です!!とお伝えしたいです。
個人的には、“処女を失う”という概念のなかには、男性が女性の身体の主導権を握っているような響きがあるような気がして、その表現自体引っかかっるのですが…(これを語り出すと止まらないので、一旦終わります笑)
処女膜について気になる方はぜひ、セイシルさんのサイトをご覧ください!わかりやすいです!オススメです!
話を戻しますが、年齢に関わらずなんですけれど、もし痛さを心配して、使用を躊躇っている方がおるのなら、おそらく慣れるので大丈夫ですよーー!とお伝えしたいです。ただ、生理用品を体に入れて過ごすこと自体に違和感を感じる方に、オススメするものではないかなというのが私の率直な感想です。個人の身体と感情なので。
Femtech業界は発展の途中で、これからどんどん色んな生理用品がでると思うし、(現時点では、月経ショーツも有能だし、いろんな可能性を広げてくれるものだと思います!私は、月経ショーツだけでは物足りなく、あれは月経カップと合わせるとめちゃくちゃ力を発揮するなーーと感じたのですが)、それに、生理の辛さを軽減する技術とかも今後生まれてくるだろうから、「もっと色んな人が気軽に色んな選択肢を選べるといいなぁ」と本当に思うし、必ずそういう時代は来ます。
③ナプキンを消費するタイミングもある。
メリットのところで、ゴミを排出しない。と述べたのに矛盾なのですが、ああ生理が来そうやな〜というタイミングで、私は、どうしても備え用に、軽い日用ナプキンやおりものシートを使用します。しかもそういう時に限って生理が来なくて、余計に無駄になってしまうことありますよね笑
また、まだ月経カップに慣れていない頃や、経血量が多くて漏れが心配な時も、一応備えのために使っていたので、やっぱりゴミゼロという訳ではなさそうです。
※これに関してですが、現在は、月経ショーツと併せて使用することで、完全にゴミゼロな生理期間を実現することができました!!あと布ナプキン併用でも、ゴミゼロになると思います。
④出かけ先での交換が少し面倒くさい。
外出している時に、月経カップを取り出して、経血を捨てて、洗って挿入して、というのが、たしかに少し面倒くさいと思います。
特に外出先で問題なのは、カップを洗浄する水道がないこと。北欧のトイレは(特にフィンランドでは)、個室に水道がついていることが多かったので、そこで洗えば問題なかったのですが、日本の公共のトイレだと、個室内に、水道が付いていることはまずないですよね。もちろん水洗い出来るのがベストだけど、無理な場合は、ウェットティッシュで拭くとか、最悪、トイレットペーパーで拭くでも大丈夫だそうです!!(身体の自浄作用が賄ってくれる)最も大事なのは、交換の前にきちんと手を洗うことです。
⑤手が汚れる
この文章を読んだ私の友人から質問を受けて、私も気がついたものなのですが…
たしかに、月経カップ挿入時と、取り出すときに、少し手が汚れます。血まみれ!!!!とはならないですが、言われてみれば少し手は汚れるなぁ。と思いました。
私は、あんまり気にならないタイプなのですが、手を絶対に汚したくない方とかには、向かないかもしれません。
私が、それに慣れてしまって意識しなくなったのか、汚れないで出し入れする術を私が身につけたのかが分からないので、次の生理の時にちょっと意識してみることにします!
生理中のストレスは回避できる
以上が、月経カップ愛深めの私によるレビューなのですが、まとめると…
- 初めて次の生理が来ることをワクワクして過ごしたし、ポジティブに捉えられた。コツをつかむまでは確実に痛かったけど、それは慣れが解決してくれると思う。コンタクトレンズみたいなもの。
- 「生理って、無条件に辛いものだ」と思っていた私にとって、そのストレスから解放されることもあるんだ。こんな快適に過ごせるんだ!!とびっくりした。
生理痛が無くなるわけでもないし、PMS(生理前に眠くなったり、肌が荒れたり、食欲が湧いたりそういうの)がなくなるわけでもないんだけど、生理中のストレスって、無意識の小さなストレスの積み重ねであり、案外それは、生理用品が原因なのかもしれない。使う製品をかえることで、その一つ一つに気が付くかもしれない。「案外そのストレスって回避できるものなんだよ」という気づき。
別に、これを読んだ全ての人に、月経カップを使って欲しいわけでもない。合う合わない好みがあるものだし、最終的に何を選ぶかはマジでその人の自由。けれど、もし、この選択肢を知らずに、今のプロダクトを使っているのなら、ぜひ、新しい選択肢の中に入れてほしい。マジで、私に騙されたと思って買ってみ?
生涯生理期間の日数を合計すると、なんと6~7年分に相当する。人生の7年が生理の日だと考えたら、ほんとに、その期間の質を向上させるだけで、人生がもっと楽になると思うよ。生理ってそんだけ、私たちの人生にかかわってくるものだから、そこにお金をかけること、いろいろ試すことはマジで、無駄じゃないです。
まあ色々言うたのだけど、特に、コロナの影響で、家にいる時間が多い今だからこそ、自分の身体に向き合えるタイミングだと思うのです。
ということで、ここまで読んでくださった皆様、ほんとうにありがとうございます。世界中で、#STAYSAFEでありますように!!そして快適な生理ライフを!
(本記事は、2020年6月28日note掲載「月経カップ愛深め。半年間使ったわたしの話。」を編集し転載したものです)