ここ数年で着々とユーザーが増えている「第3の生理用品」とも呼ばれる月経カップ。ムレやにおいが軽減されることはもちろん、繰り返し使用できるので環境に優しいことからも、近年注目が集まっているアイテムです。

しかし、挑戦してみたけれど上手に入れられない…折り方が難しい…など、挫折しそうになっている人も多いのではないでしょうか。そんなあなたのために、初心者向けの折り方4つをご紹介します。

月経カップとは

Photo by Inciclo on Unsplash

そもそも月経カップ(生理カップ)とは、医療用シリコンなどでできたカップ型の生理用品のこと。タンポン同様に膣内に挿入し、カップの中に経血を溜めて使用します。

月経カップが膣内で直接経血を受け止めてくれるため、ナプキンやタンポンと比較するとにおいやムレなどが軽減できるとされるアイテムです。

正しく使用すれば繰り返し使えるので、生理用品のゴミを減らせて環境に優しいとされていいます。また、長い目でみるとお財布にも優しいアイテムです。

月経カップでつまずくポイント3選

いざ月経カップを購入したものの、使うのが難しいと感じて挫折してしまう人が多いのも事実です。

一般的に月経カップが難しいと感じる理由として、主に以下の3点があげられます。

  1. うまく入れられない
  2. 中でうまく開かない
  3. うまく取り出せない

1と2は挿入時、3は取り出すときに難しいと感じるポイントです。

今回は挿入時のお悩みにお応えして、初心者向けの折り方や、膣内で簡単に開く折り方をご紹介します!

初心者向けの折り方4つをご紹介

1. パンチダウン

Laundry Box

リムを内側に折り込み、周りの両側を折り下げます。 初心者におすすめな、膣内でカップが開きやすい折り方です。

2. Cフォールド

Laundry Box

カップを半分に折りたたみ、上から見たときにCの形になっていればOKです。折り方としては簡単ですが、ほかの折り方と比較すると挿入部分の面積が大きくなります。痛い場合には「パンチダウン」がおすすめです。

3. セブンフォールド

Laundry Box

数字の7になるようにリムを斜めに折ります。中でパッと開きやすく、折り方も簡単なのが特徴です。カップが中で開きにくい人におすすめの折り方です。

4. ダイヤモンド折り

Laundry Box

挿入時の痛みを軽減してくれる折り方。下をグッと押し、上のリムを親指で前に倒し、ダイヤモンドの形の中心に向かって折り込みます。さらに横から半分に折りたたむと、ハーフダイヤモンド折りになります。挿入部分が小さくなるので、痛みが少なくなるのが特徴です。

月経カップの挿入がうまくいかなくて困っている人の助けになれば幸いです。また、自分には合わなかったと思って月経カップの使用を諦めてしまった人も、自分に合った折り方で再挑戦してみるのもいいかもしれません。

月経カップの保管方法など使い方はこちらをチェックしてみてください。

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