あらゆる側面から当事者に大きな負担がかかる不妊治療。

株式会社vivolaが、不妊治療データ検索アプリ「cocoromi(ココロミ)」を4月22日に正式リリースした。

不妊治療データ検索アプリ「cocoromi」とは

画像=株式会社vivola プレスリリース

「cocoromi」は、不妊治療に関する統計データを閲覧したり、不妊治療の通院スケジュールや治療ログが管理できるスマートフォン用のアプリ。

2020年6月からデータ検索サービス「cocoromi」としてウェブサイト上で提供されてきたが、今回「通院スケジュールの管理」や「治療ログ」などの新たな機能を追加して、アプリ版が正式にリリースされた。

不妊治療の「データ検索」に特化したサービスを開発した理由について、株式会社vivolaは、不妊治療の当事者が抱えるさまざまな悩みのなかでも「自分に合った情報が得られない」という悩みを解決するためとしている。

アプリの機能紹介

1.通院スケジュールや治療ログ管理

画像=株式会社vivola プレスリリース

通院頻度が高い不妊治療。

「cocoromi」では、Googleカレンダーと連携することによって通院スケジュールの管理が可能だという。

また、「採卵」「移植」「検査」といったカテゴリーごとに細かく治療の内容を記録することもできる。そこで記録された内容は、周期ごとの治療サマリに反映され、どのような治療をして、どのようにホルモン値が変化したのかを一覧で振り返ることもできるという。

2.データから不妊治療を徹底分析

画像=株式会社vivola プレスリリース

「cocoromi」では、複数のデータを扱っている。

例えば、過去に不妊治療で妊娠した人の統計データや、女性の年齢、AMH(抗ミュラー管ホルモン)、妊孕性(にんようせい)に影響のある疾患(男女両方)など。このような複数のデータを活用することで、自分と似た人のデータが閲覧可能になるという。

3.トークルームや病院検索で必要な情報を収集

画像=株式会社vivola プレスリリース

専門用語や病院ごとの治療方針のちがいなど、患者にとっては分からないことが多い不妊治療。

「cocoromi」では、悩みや疑問を患者同士で共有し、情報交換が可能なトークルームを設けている。

また、病院検索では、土日診療や夜間診療などの条件を指定して全国の病院を検索することも可能。今後は、セカンドオピニオンやオンライン診療が可能な病院検索のほか、病院ごとの治療成績や保有設備等の情報も追加予定だという。

New Article
新着記事

Item Review
アイテムレビュー

新着アイテム

おすすめ特集